スマホ代=パケット代を大幅節約! 格安でネットが使い放題のSIMを探せ!


私はいまだにガラケーである。iPod touchやネクサス7などのタブレットを所有しているのでアプリの類はそれで事足りるし、動画を外出先でみる事もない。ニュースは自宅でキャッシュにローカル保存してから外出するので十分だ。

また、スマホは電池の消費が激しく、毎日充電しないと電池切れとなり、いざという時に電話をかけられないのも個人的には煩わしい。

しかし、私がスマホにしない一番の理由はパケット代を払いたくない、という事に尽きる。

スマホでやることといえば、ヘビーに動画をみなければ、大抵の人は検索、メールやSNS、まとめサイトの閲覧?くらいだろう。人によってはソーシャルゲームもやるかもしれない。

この位の利用目的なら、自宅のWiFiで事足りる訳だが、外出時に突発的に飲み会の場所を調べたり、地図で確認しようものなら、パケット定額制の上限いっぱいの4000円に直ぐに到達してしまう。

固定回線なしのスマホユーザーならともかく、光電話込みの固定回線代で月額3000円程度を払っているのに、通話料以外にさらにこれらの用途に定額4000円も払うのは、かなり無駄だ。なんとかモバイル用のパケット代を済ませられないものか。

安いモバイル通信である、ヤフーBBやヨドバシカメラなどが勧めるワイヤレスゲートなどの公衆無線LANは定額月380円だが、使用する場所が喫茶店やファストフード店などに限定されており、イマイチ使い勝手がよろしくない。
そこで今回、データ通信だけ可能なSIMカードの導入を検討してみた。

■SIMカードとは?
ケータイやスマホなどの端末をdocomoやauなどの携帯電話キャリアと契約する際、端末に挿入されるカードがSIM(これらのキャリアの場合はUIMと呼称される)である。
SIMは端末の通信状況や契約者の個人情報を管理するデータ通信カードだ。

SIMには、docomoなどのキャリア以外にも、端末で通話ができないデータ通信のみ可能なSIMがあり、イーモバイルやWiMAXなどから販売されている。

これらはいずれも独自の回線網を持ち、その回線網がどれだけ広いエリアをカバーしているか、どれだけ早い速度で通信できるかを競うために資金を投入している。それゆえ、ユーザーはその投資分込みの利用料金として月額3000~4000円負担しているという訳だ。

しかし、これらのような回線網をもたない会社からも販売されているSIMがある。それが格安SIMだ。

格安SIMの多くはdocomoの回線網に相乗りし、3G回線と4Gにあたる高速回線のLTEのエリア網を利用できるというもの。
独自に回線網を構築せず、データ通信の周波数帯だけをdocomoなどから借りているので、安い利用料金で通信を提供できるのだ。

格安SIMを契約する際に注意したいのが、対応端末だ。
これらのSIMはdocomoの3G/LTE回線を使用するため、SIMフリーの端末やdocomoの端末での使用が前提となる。使用イメージとしては3G版(SIMが挿せる)のipadやNEXUS7、PSvitaで使ったり、docomoのUSB型データ通信端末とモバイル無線LANルーターを合わせて3G/LTEをwifiで飛ばしてwifi対応機器(ゲーム機やノートPCなども含む)で使う感じだ。
具体的な対応端末については各社サイトで確認する必要がある。

■どの格安SIMがオススメか?
数ある格安SIMの中で注目すべきは、この市場を牽引しているOCNとIIJmioだ。
両者ともNTT系の業者で月額1000円程度で高速回線網であるLTEを利用できるが、他のSIMでは通信速度が150kbps以下のところ、両社は200kbpsであるのが大きな特徴で、現状格安SIMならこの二択といっていい。では、両社の違いとは?

■『IIJmio ミニマムスタートプラン』と『OCN モバイル エントリー d LTE 980』の比較

IIJmio OCN
ミニマムスタートプラン モバイル エントリー d LTE 980
最大通信速度  200kbps  200kbps
LTE使用制限  500M/月  30M/日
月額料金 945円 980円
初期費用 3150円 3150円
SIMの形態 標準/micro/nano 標準/micro/nano
SIMの形態の変更 可(2100円) 不可
最低利用期間 2ヵ月 なし
プラン変更 不可

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

価格、通信速度は両者とも変わらないが、大きな違いは速度制限容量だ。OCNは一日30M以上の利用でダウンロードの速度(下り)が制限される。一方、IIjmioは月500メガのクーポンを超過すると速度制限となる。

IIjmioは自動配布されるLTE用の500MB分のクーポンのオンオフを専用のアプリ「みおぽん」で切り替えられる。つまり、メールなどのデータ量が小さい通信ではクーポンをオフ、動画や地図などのデータ量が大きい通信ではクーポンをオンにするというメリハリの利いた使い方ができるということだ。また、未使用のクーポン分は翌月にも繰越可能だ。

OCNの一日30MBは考えようによっては、30MB×30日=900MB/月分LTEが理論上使えるのかもしれない。しかもOCNのSIMはAmazonで気軽に買えるのが便利。しかも、最低利用期間の制約もないのがよい。

以上から両者の違いは、お手軽&導入が楽なOCN、しっかり使うIIJmioという感じだろうか。
個人的には、最大速度200kbpsはIIJmioが先行したサービスで、それを受けてOCNが追従した格好であった経緯を考えると、IIJmioの方が今後のサービス展開に期待ができる。

ちなみにビッグカメラからも『ビッグシム』という格安SIMが販売されたが、中身は完全にIIJmioである。

■200kbpsでできることとは?
私の場合IIJmioで契約し、川崎で通信速度を計測したところ、下り平均254kbps、最高312kbps(土曜の24時)も出た。
200kbpsででは、ヤフーメールやGメールなどの送受信、2ちゃん系のアプリ(まとめ、BB2C)など、テキスト系の情報は全く問題なく使用できた。『パズドラ』ぐらいのゲームもまったく支障なし。また、iOSのマップは地図の読み込みにややもたつくがほとんど気にならないレベルだ。

使っていて困るのは、大量のデータを取得しなくてはならないアプリだ。電子書籍はダウンロード済みならOKだろうが、初めて端末にデータをダウンロードするには不向きである(といっても普通のスマホでも3G回線ではなくwifi推奨だが)。また、Youtubeなどで動画閲覧なども完全にアウトだ。

しかし、ネットでの調べものやメールチェックなど日常レベルのデータ通信はこれで十分なので、通話用のスマホ(ガラケー)で1000円程度+データ通信用の格安SIM入り端末(スマホ、タブレット)で1000円程度と、モバイル通信費を大幅に圧縮できる格安SIMは大流行の予感だ。これを期に通信費を見直してもいいかも!

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