ラーメン、どんぶりも対応する万能食器『白山陶器の5寸浅めん丼、7寸平鉢(青磁・天目)』

ラーメン、どんぶりも対応する万能食器 白山陶器の5寸浅めん丼、7寸平鉢(青磁・天目)

和食器といえば白山陶器である。

白山陶器は1779年長崎県・波佐見町に創業した食器メーカーで、デイリーユースな波佐見焼や有田焼の器を生産している。同社は数々の商品でグッドデザイン賞を受賞しており、『平茶碗』『G型しょうゆさし』はあまりにも有名で、中心デザイナーである森正洋は日本を代表するプロダクトデザイナーだ。

しかし、平茶碗などは1客2500円と高額であり、特にの森正洋死後、白山陶器全体の値段が上昇しており、普通の瀬戸物屋に卸していたデイリーユースなものがなくなりつつある。
晩年の森作品は、スタンダードでアノニマスなものというより、作家色が強いものが多く、百貨店向けの商品という色が強い。

そんな白山陶器にあって、いまだアノニマスでスタンダードな方向性を守り続けているのが、この『青磁・天目の5寸浅めん丼7寸平鉢シリーズである。

本商品は青磁が持つエメラルド色と、かりんとうの様な甘くシックな天目の美しさに、普段使いが想定された頑丈さが両立したまさに万能な食器である。
和食で7寸平鉢に盛りつけて合わないものはほとんどないであろう圧倒的な包容力で、じゃこしめじのパスタやハンバーグぐらいの洋食なら余裕で似合うスグレモノなのだ。

白山陶器5寸浅めん丼(天目)でぶっかけ釜たまうどんを食べる

白山陶器5寸浅めん丼(天目)でぶっかけ釜たまうどんを食べる

平鉢の深さが絶妙なので、卵焼きや漬物みたいに盛りつけで嵩がでない料理も、果物盛りのような嵩がある食べ物も、どちらを入れても成立する。

また、5寸浅めん丼のサイズ感も丁度良い。大抵のどんぶり碗は本当に丼料理での使用しか想定されておらず、碗が想像以上に深く、径が小さいものが多い。
この5寸浅めん丼は、普通のどんぶり碗よりも径が大きく、それほど深くないため、ラーメンや冷麺にもぴったりなのだ。
径が大きいため、どんぶり料理を盛りつける面積も広く、そぼろや豚キムチなどのおかずと白米の分量比もちょうどいい。

個人的には5寸浅めん丼は天目の方が白米・ラーメン使用の際にコントラストが立って映えるので、こちらが好み。そもそも洒落たラーメンどんぶりというもの自体がほとんどないため、ラーメンのためにこれを買っても良いかも。

これだけの使いやすさを実現しながら、浅めん丼は1,300円、平鉢は2,000円と、平茶碗以下の値段である。男料理はどんぶり料理やラーメンが多いので、男の一人暮らしではまず揃えたい食器だ。これとデュラレックスのピカルディがあれば、最低限度、生活はしのげるだろう。無印良品などの食器に飽きたけど作家ものに手を出すほどでもないという人にもうってつけだ。美しさと使いやすさが両立した普段使いのうつわでは最高の逸品である。

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