大人が履いてかっこいいレザースニーカー『カンペールのペロータス(アリエル)​』

カンペールのレザースニーカー ペロータス(アリエル)​ 

休日に履く靴はその人の個性が大きく出る部分である。
安めのビビッドなスニーカーやハイテクスニーカーは、履きこなすとオシャレ感は高いが、私のようなふざけた顔をした人が履くと、ともすればフリーターのような雰囲気になってしまうため、履くにはそれなりにスキルが必要となるアイテムだ。

革靴などはかっちりとはしているがややドレス感が強く、カタい雰囲気になってしまうし、走ったりするのには不向きである。
手軽に履けて履き心地が良く、ほどほどのオシャレ感があり、しっかりした靴となると、やはりレザースニーカーが最適だろう。

スポーツブランドのシューズのレザーモデルの一つの選択肢だろうが、ハズシ感はあるものの、やはりかっちりした感に乏しい。しかも、着用者がインドア派だと微妙である。
レザースニーカーでは『パトリック』『リズム』『トリッペン』『ビルケンシュトック』『セボ』あたりが有名だが、自分が買う時は、やはり『カンペールのペロータス(アリエル)』に落ち着いてしまう。

レザースニーカーの方向性は大きく二つに分かれ、『リズム』『トリッペン』などはクラフト感が強い。オシャレではあるが、デザインが尖っているためやや道楽が強く、どんな場面でも履いていけるかといえば、そうではないだろう。一方、『カンペール』『パトリック』は、かっちり派。スニーカー然としたルックスで、無難なデザインではあろうが、どんな場面でも履いていけて、着る服を選べない汎用性がその長所だといえる。

パトリックとカンペール、どちらが良いかは多分に趣味の問題だが、カラフルさとデザインからパトリックの方がやや女性向け、カンペールはユニセックスで、アースカラーを基調としているため、自然派女性から男性まで履いている印象だ。ブランドイメージは無印良品に近い。

『カンペールのペロータス』は同ブランドを代表する超定番アイテムだが、それだけ支持される理由は多くある。

まずは、前述したルックス。デザインモチーフはラグビーボールのようで、ややスポーティな要素を残しつつも、フォーマルな印象で、親しみやすいデザインだ。
ボコボコしたソールは、見た目もキュートながら、凹凸によるグリップ感も高く、厚さもかなりあり、他のレザースニーカーにない長所である。
履き口周りはパイピングのように補強されており、かなり雑に履いてもかかとが破れることがない。オシャレな革靴は多数あるが、気を遣わなくていけないものが多いなか、この耐久性はかなりの高評価である。

また、アッパーとソールの間はメッシュ素材となっており通気性を確保、革靴にありがちなムレがなくカビ防止にもなっている。
加えて、意外と撥水性が高い。革靴は濡れてシミになるのが最大の欠点だが、クリプトンで撥水加工された(スエードは未加工)本品は、多少の雨降りやしみこみは問題ない。

私自身ペロータスはかれこれ4足目となるが、なかなかこれを超える商品が見つからないこともあり、愛用している。一時期はブームで街でかぶることもあったが、最近はあまり履いている人がいないような気がする。ユーロ高の時に2万円から2.4万円に値上がりしたのも関係しているかもしれない。
ネットで探せば1.5~2万円程度で購入できるので、その値段ならばコストパフォーマンスは最高だろう。攻守ともに万能な、まさに最高の靴の一つだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA