【PCエンジン】打倒ファミコン!加藤茶×志村けんの軽快アクションゲーム『カトちゃんケンちゃん』

2020年3月に『PCエンジンmini』が発売され、再び脚光を集めている『PCエンジン』。

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コナミデジタルエンタテインメント

PCエンジンを代表するゲームとして、『カトちゃんケンちゃん』を紹介したい。

マリオを超えるスターとは?

任天堂のファミリーコンピューターに対抗すべく、NECとハドソンがタッグを組んで作ったのがPCエンジン

新規ハードとして家庭向けゲーム市場に参入するには、「ハードを買ってでもこのゲームをやりたい!」と思わせるキラータイトルが必要だ。

ファミコンのキラータイトルといえば、今や日本を代表するキャラクターとなった『スーパーマリオ』である。

このマリオを超えられるスターキャラクターとは何か?

PCエンジン陣営の答えが、『カトちゃんケンちゃん』である

確かに、当時小学生にとって土曜8時のテレビといえば『加トちゃんケンちゃん ごきげんテレビ(カトケン)』が圧倒的な人気を誇っており、“国民的コメディアン=志村けん”全盛期と言って過言でない状況だった。

同番組の『THE DETECTIVE STORY(探偵物語)』をモチーフとしつつ、ファミコンの『高橋名人の冒険島』を作ったらこんな感じというのが、この『カトちゃんケンちゃん』である。

実際、同番組でも同ゲームをプレイしてたしね。

TBS「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」場面写真より引用

『THE DETECTIVE STORY(探偵物語)』を忠実に再現。

『カトちゃんケンちゃん』はどんなゲーム?

『カトちゃんケンちゃん』は、『スーパーマリオブラザーズ』と同じ、画面右側にどんどん進んでいく横スクロールアクションゲームで、ジャンプして敵を踏みつけたり、キックするなどして倒していく。

敵と接触すればダメージをうけてライフ(バイタリティ)が減り、ライフがなくなったら残機(残りのプレイ回数)がなくなり、残機がすべてなくなればゲームオーバーという単純なもの。

ステージ中にある扉や噴水、電柱などのオブジェクトをキックしてコインや回復アイテムをゲットしながら、ステージ最後に待ち受けているボスを倒していくのだが、ゲームとしては、かなり難しい。

道中でドアに入ることで、どこに隠し要素があるかのヒントがもらえる。

ゲットしたコインで行うスロットでバイタリティや残機を増やすことができる。

だが、そんな程度ではどうにもならないステージ構成で、即死の連続ジャンプ、無数の敵、知らないと突破できないルートなど、ジャンプ後に働く慣性(滑り)もあって穴にも落ちやすく、めちゃめちゃ難しい。

ここがイイ!『カトちゃんケンちゃん』をオススメする点

1.くすっと笑えるコメディ要素と、ジャンプアクションと音楽の軽快さ

そんな高難易度アクションゲームだが、オナラ攻撃や、プレイキャラとして選ばなかった方の加トちゃん・志村が道中に邪魔をしてくる様子や、テレビでも一世風靡した『だいじょうぶだぁ太鼓』などのコメディ要素が満載。

オナラ攻撃。カトケンらしいちょっとした下ネタも上手に導入。

カトケンが互いに邪魔する様子も踏襲。連続缶蹴りはマリオの無限増殖へのオマージュ!?

だいじょうぶだぁ~ウィッ、ウァッ、ウォッ!

2.道中を盛り上げるセンスの良い国本剛章氏の音楽

また、『スターソルジャー』や『忍者ハットリくん』のゲーム曲でおなじみ国本剛章氏による軽快な音楽が相まって、テンション高くプレイできる。

『カトちゃんケンちゃん』のここが残念!?

しっかし、『カトケン』は、なんでまたこんなに難しいのか。

黙っているだけで徐々に減っていくライフ制なのに、突然でてくる敵、多数出現する敵の波状攻撃で、容赦なくライフは減らされる。

そしでハドソンお得意の即死穴の連続ジャンプなんかは当たり前で、ハエの連続踏みつけなどの難関をクリアしても、ステージ途中で鍵をゲットしていないと先に進めず自殺するハメに。

マリオも『スーパーマリオブラザーズ2』は悪夢だが、『カトケン』もクリアできないでしょ、これ。

『高橋名人の冒険島』と同様の高難易度で、私はどちらも今でもクリアできません。

しかしながら、難しいけどクセになる中毒性があるゲームでもある。

こんな難しいアクションがローンチソフトだったなんて!という驚きを体験する意味でも、『カトちゃんケンちゃん』はぜひ一度プレイしてほしいゲームである。

発売元:ハドソン 発売日:1987年11月30日
難易度:☆☆☆☆★ オススメ度:☆☆☆

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